【ITについて行く】『ChatGPT』って結局なに?

ITに付いていく

 ITの進化に取り残されないように、何とかギリギリついて行く・・・

 今回は、『ChatGPT』のご紹介。

 今さら?という方もいる反面、すべての人が使っているわけではない。

 そんな『CharGPT』に関して、誕生の経緯と私たちの生活にどう役立つのか?

 そのあたりについて解説していきたいと思います。

『ChatGPT』とは?

  『ChatGPT』に聞いてみました。

わたし
わたし

ChatGPTってなに?

 

ChatGPT
ChatGPT

ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型の言語モデルです。このモデルは、ユーザーとのテキストベースの対話を通じてさまざまなタスクを実行でき、質問に答える、情報を提供する、対話を進めるなどの機能があります。

 と返答がありました。

 まさにこの対話をしながらテキストベースで質問への回答や文章の生成を行う、

 生成AIというものがChatGPTになります。

『生成AI』

 ジェネレーティブAI(generative AI)とも言われ、
 大量のデータから学習し、ユーザーの質問や入力に対して応答を生成します。
 文章、画像、動画や音声など、さまざまなAIが生成したものが開発されています。

 

『ChatGPT』の誕生まで

  『ChatGPT』を世に出すこととなった会社は、

  OPEN AI(オープンエーアイ) という会社。

  2015年、サム・アルトマンらが設立。

  旧ツイッター(X)やテスラで有名な、イーロン・マスクも設立者として名を連ねています。

  設立当初は非営利法人とて『AIのオープンソース化』を目標としスタートしました。

  

AIオープンソース』

 人口知能を構成しているプログラム「ソースコード」を、誰でも自由に使えるよう、
 一般公開すること
 つまり、誰でも自分でAIのプログラムを作成、利用、改良ができる
 仕組みであるため、AIの技術がより多くの人々に利用され、
 進歩させることが可能となります。

  2018年、大規模言語モデルであるGPTが誕生します。その数ヶ月後にGPT-2も誕生し、

  2019年、マイクロソフトがOPEN AIに、10億米ドルの出資。

  OPEN AIの可能性にマイクロソフトが目を付けます。

  2020年、GPT-3が誕生。

  ディープラーニング(深層学習)により人間のような

  テキスト(文章)の生成を可能にします。

  GPT-2のパラメーターが15億、GPT-3はなんと1750億個という前例のないものに及びます。

(GPTにおける)パラメーター』

 パラメーターとはコンピュータープログラム内で変化できる値(変数)の事に
 なります。
 パラメータ数が増えると、より複雑な知識や表現力が増すようになりますが、
 その分、計算量や消費するメモリが多くなります。

  2022年11月30日、ついに・・・ChatGPT公開。

  GPT3.5として登場し、パラメーター数は3550億個

  2015年から2022年まで、約7年で世界を驚かす技術の発表。

  2015年頃と言えば、MicrosoftがWindows10の提供を開始した年。

  AppleがApple Watchを発売し、iPhoneがまだ6sを最新機種としていた年。

  余談ではありましたが、数年あれば大きく時代が動く時代である事を痛感する出来事ですね。

『ChatGPT』の誕生

  2023年1月 MicrosoftがOPEN AIに100億米ドルの出資を行う!というニュースが大きく

  報じられます。

  2022年11月に誕生したChatGPT。

  ローンチからわずか2カ月で全世界に1億人ユーザー達成となります。

  

『ローンチ(launch)

 「公開する、開始する」という意味を持つビジネス用語です。
 リリース(release)という言葉もありますが、ローンチより幅広い用途に用いられ、
 ITの世界ではローンチが良くでてくる言葉としてあり、リリースはより多様な
 ジャンルで使われていることがあります。

  ChatGPTの誕生で、

  世界中が一気にザワつきます。

  IT業界を先導するGoogle。 2023年2月、会話型AIチャットサービス『Bird』を発表。

  他にも、イーロン・マスクが人工知能(AI)企業であるxAI(エックスエーアイ)を設立。

  OPEN AIの設立に関わったはずでしたが、ChatGPTに代わるものを開発したいという考えから、

  対話型AI『Grok』を発表。

  これだけでなく、ChatGPTの誕生は世界中に大きな衝撃を与えることとなるのでした。

『ChatGPT』で可能になったこと

  まず前置きとして、

  2022年11月に誕生したChatGPTは、 GPT3.5 というシリーズ。

  そこから数か月後の、2023年3月 GPT4.0 を発表。

  このGPT4.0 が、

  「GPT3.5 よりも遥かに創造的で信頼性が高く、

  より細かい指示に対応できる」と言われるように、

  その性能はたった数か月で大きく進化を遂げることとなりました。

  では、代表的なChatGPT4.0の機能をいくつか紹介いたします。

  1.  テキスト生成
     (GPT3.5にも付いているチャット式の文章生成機能)
  2.  音声認識AI『Whisper(ウィスパー)』
     (AIが人間の声を認識し、書き起こすことができる音声認識モデル)
  3.  コードインタープリター
     (普段使っている言葉でプログラミングを生成・実行可能。)
  4.  画像生成AI『DALL-E 3(ダリ・スリー)』
     (日本語対応のクオリティ高い画像生成可能モデル。)

  これらは機能の一部ですが、

  各機能は使い方もさまざま。無限の可能性があるとも言えます。

  詳しい使い方の例はまたの機会にさせていただければと存じますが、

  テキスト生成だけでも、

   ・文章の添削をしてもらう。

   ・本や文章の内容を要約してもらう。

   ・物語を作ってもらう。

   ・質問を投げかけ、答えを返してもらう。

  などなど・・・あげるとキリがない程に用途があります。

 

『ChatGPT』まとめ

  2022年11月誕生から約2カ月でユーザー1億人を突破。

  そこから生成AIを使うひとは圧倒的に増えたでしょう。

  OPEN AI だけでなく、世界中の企業がAI技術を取り入れ、

  2024年以降もあっと驚くようなニュースが飛び込んでくると予想されます。

   ITの進化に取り残されないように、何とかギリギリついて行く・・・

  やはり、自分で触ってみるのが大切ですね!!

  触れれば自然と興味が沸き、知識が増え、活用方法がわかり、

  そしてITの進化について行く!!

  今回は、OPEN AI の ChatGPT に関して

  お話しさせていただきました。

  お目に掛かり誠にありがとうございました。

  

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