『Matter Casting』とは?
「マターキャスティング」と呼ぶこの機能は、
スマートフォンやタブレットの動画をAmazon(アマゾン)の対応デバイスで
直接視聴できるもの。
「iOS」「Android」搭載端末の特定のアプリで視聴し始めた動画を、
「Fire TV」デバイスや「Echo Show 15」にストリーミングを行う。
スマートフォン上の映画やテレビ番組を、所有するAmazonの対応デバイスで視聴できる。
『Matter Casting』の搭載時期は?
すでに、Amazon社製 「Echo Show 15」で搭載されており、
今後数カ月間の間でFire TVデバイスなどでも利用可能となる予定。
『Matter Casting』と『AirPlay』の違い
Amazon社の『Matter Casting』とApple社の『AirPlay』
ストリーミング先駆者の『AirPlay』 と何が違ってくるのか?
『AirPlay』はApple製のデバイスからAppleTVやAirPlay対応のスマートテレビ、
Macにコンテンツをストリーミングしたり共有できます。
iPhone やiPadを使っているApple派の方には相性の良い機能。
iPhone内の写真や動画、ゲーム画面も映すことが可能。
大画面にストリーミングする事で、
友達同士、家族で映画やアニメ、懐かしい動画を楽しめる。
ゲーム実況にも使用できる、というメリットがあります。
しかしその一方で、
受信側のデバイスがAirPlayに対応していなければ、
iPhoneやiPad、Macを持っていてもAirPlayを使うことはできません。
Apple TVやHomepodなど、AirPlay対応のTVや
オーディオ機器の準備が必要です。
『AirPlay』のポイント
・iPhoneやiPad を使っていて、Apple派の方には相性良し!!
・友人や家族と集まって、画像や動画、映画にアニメなどを一緒に楽しめる。
・ゲーム実況としても使える。
・受信側の対応デバイスが必要で、Apple TVやHomepod、
その他AirPlay対応のTVやオーディオ機器が必要。
『Matter Casting』のポイント
・端末が「iOS」でも「Android」でも使用可能。
・スマートフォン上の映画やテレビ番組を大画面で視聴可能。
・受信側の対応デバイスは、FireTVも予定されており、
テレビやその他機器の選択肢が広く汎用性が高い。
『Matter Casting』の実装で、
ユーザーにとっては自分のスタイルに合った選択ができるため、
今後の展開も見過ごせませんね。
『Matter Casting』活用の可能性
Amazon社は、パナソニックとの連携を発表しており、
パナソニック社製の一部スマートテレビに対して、Fire TVがビルトインしていくことを
発表していた。
ITデジタル関連イベント、
CES2024(Consumer Electronics Show/コンシューマー エレクトロニクス ショー)においても、
Panasonic が Amazonとの協業を発表。
さらに2024年以内に、Matter Castingのサポートを、
「Plex」「PlutoTV」「SlingTV」「STARZ」「ZDF」などの配信サービスとも連携していることを
明らかにしています。
各配信アプリ紹介
Plex | 映画や無料のライブ TVを視聴できるストリーミングサービスアプリ |
PlutoTV | 英語圏向けの映画やTV番組を視聴できるストリーミングサービスアプリ |
SlingTV | アメリカの有料のテレビ配信プラットフォームから、ライブのテレビ番組、スポーツ、ニュース、映画などを視聴できるストリーミングサービスアプリ |
STARZ | アメリカのプレミアムケーブルおよび衛星テレビネットワークから、ヒット映画、ドキュメンタリーシリーズなど視聴できるストリーミングサービスアプリ |
ZDF | ドイツのテレビや、TVシリーズ、お気に入りのクラブの試合を視聴できるストリーミングサービスアプリ |
関連商品まとめ
「Echo Show 15」
・Fire TV機能搭載のスマートディスプレイ。
家族と共有したい情報やエンターテイメントを
鮮やかなディスプレイに表示できます。
フォトフレームをさらに進化させた新たなエンターテイメントディスプレイ。
「Fire TV Stick」
・自宅のテレビやモニターに挿すだけで、誰でもかんたんに、
様々な動画コンテンツを大画面で楽しむことができます。
AmazonPrimeだけでなく、Youtube、Netflix、TVerなども視聴可能。